絵描きゴトキャンプゴト。

スズキサトルのイラストやアウトドア活動を紹介していくブログ。

北斎とヨゼフ・ラダ

皆さんまいどです~。

僕が今、キャンプの絵本を描くのに大変参考にしている2人の作家さんがいます。
まずは日本を代表する浮世絵絵師、

HOKUSAI 葛飾北斎
hokusai_02_s.jpg
よつや十二そう(文化初期(1804~07頃)個人蔵)
北斎が宗理期の傑作。
素晴らしい構図もさることながらこの松の木の表現なんかホンマに凄い。
この時代の浮世絵に西洋の表現を取り入れたりと、なんてグラフィカル。
あと左上に英語の筆記体を真似て、ひらがなを横書きで題名とサインを
入れたりしてます。天才やで~。


hokusai_01_s.jpg
くだんうしがふち(文化初期(1804~07頃)中右コレクション)
ただ、これだけ有名で売れっ子やったにもかかわらず
生活はいつも貧しく大変やったみたいです。
(貧しく大変なところだけ僕と一緒や~(泣)。)

ふたり目はチェコの国民的絵本作家、

JOSEF LADA ヨゼフ・ラダ
lada_01_s.jpg
VZPOMINKY Z DETSTVI(1972 ALBATROS)
農夫が焚き火をしている絵。
こういう風景は実際に本人がその世界に住んでへんと絶対描けへんいい例。

lada_02_s.jpg
特にヨゼフ・ラダのモノクロの挿絵は線に力があって僕は好きです。
(実は線が太いのは幼少のころに目を大怪我してしまったのが原因。)
海外の絵本作家さんの中でもかなり影響受けた作家さんです。

あと個人的にチェコの絵本はザラっとしたマットな紙で印刷も擦れてる感じが
雰囲気があってとってもええのに。
現在出てる新しい復刻版は、紙がツルツルした質感で色彩もデジタルで
くっきりし過ぎて質感的に逆にあんましよくないんですわ。
買うなら古くてもオリジナルの本がいいですよ~。

(アウトドアのギアも新しくリファインされたけど、デザイン的には
前の方がよかった、ってモノもたまにあるよね。。。)


この2人が共通してるのは大衆文化を表現しているということ。
あくまでもフィクションじゃなくノンフィクション。

そして決して恵まれたスタート地点からではなく
(北斎は武蔵国葛飾郡本所割下水(現・東京都墨田区)に
貧しい百姓の子として生まれ、その後、養子に出されました。)

日々の挿絵の仕事や今でいうところの雑誌のイラストをやってきた結果やから
ほんまに凄い。一番ええのはふたりの絵には笑いがあること(笑)。

ほなほな~!

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SUZUKI SATORU        スズキサトル

Author:SUZUKI SATORU        スズキサトル
かれこれ20年以上イラストレーターをしております。日本ではまだ馴染みの少ないブッシュクラフトワークを中心としたキャンプスタイルを絵本やイラストとともに提案しております。

『イタリア・ボローニャ
国際絵本原画展』
ノンフィクション部門
2011・2012・2013年度入選

日本理科美術協会会員

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