サバイバル読本&新作ブッシュクラフトナイフの進行状況
皆さん新年明けましておめでとうございます^^
ボクは年末年始はイラストの仕事で終わりました~。
。。。まだ終わってないけど^^;
お仕事のお知らせです。
サバイバルで同じみの「フィールダー」誌からの保存版ムック本が発売。
ボクは以前描かせて頂いた「熊対策」のイラストが載っております。
Fielder「サバイバル読本」
出版社:笠倉出版社
定価:1500円+税
ご興味ある方は是非々~!

で、↓この本も熊ついでに紹介。
熊百訓
出版:観光図書さんおん文学会
著者:阿部 泰三
定価:500円

初版が昭和38年なので当時の北海道民の開拓者の目線で書いているので
現代の熊と人間との共存のような自然保護的な感覚では読んではいけない。
自然界の生き物の関係はとてもシンプルで相手が自分より強いか弱いかである。
大変参考になるのでオススメだが現在も売っているのだろうか。。。
実はボクも実際に去年の10月に北アの某登山道で若熊に
延々と追われた(ストーキング)経験があり
後に、この本を改めて読んだらその時のボクの熊への対処に対する熊の反応が
書いてあることと全く同じで大変興味深い。まさに実体験に勝る物はないと思う。
頭をやられたら頭皮を剥がされて一貫の終わりなので熊がよく出る山では
ヘルメットは常に被っていたほうがいいだろう。
と、言うようなことは既存の熊対策にはあまり載っていない。。。
熊に関してはスズメバチ同様他にもたくさんあるので
この辺りはボクの本のなかで書こうと思う。
<新作ブッシュクラフトナイフの進行状況>
先日、ナイフ作家のキクさんから現在ボクが監修・デザインしている
例のブッシュクラフトナイフ「野槌(ノヅチ)」の試作が早々に出来たよ!
との連絡。しかも渡すためもう松本まで来ちゃったよ!
と言うことで年末ボクの手元に無事に届きました。
キクさんのフットワークと仕事の速さにはいつも吃驚
。。。ボクも見習わないと^^;

スズキサトルデザイン・松田菊男 作
ブッシュクラフトナイフ[野槌(Nozuchi)](試作)
鋼材:SPG2(積層鋼)
刃長:110mm
刃厚:4mm
ハンドル材:G10
シース:カイデックス
まず、実物を見ての感想ですがあまりの完成度の高さに二度ビックリ^^;
ボクが両刃のブッシュクラフトナイフに今まで盛り込みたかったところを
全て注ぎ込んだので実用共に最強クラスになること間違いないと思う。

早速野外での過酷なテストをしてきました。
ちなみに2本あるのは右:スカンジ(直刃)と左:コンベックス(蛤刃)の
両タイプを比較するため2タイプ作って貰いました。
フェザースティックはどちらもキレキレで
何の抵抗もなく何本でも作れて困ってしまう。。。

今回、スカンジとコンベックスの両タイプを試した結果、販売するなら
やはり王道のスカンジブレードにしようと思う。
ここまで来るとどちらも甲乙付け難いくらい切れ味大変 素晴らしく凄く迷いましたが
ほんの僅かですがクラフトはやはりスカンジのほうに分があります。

あと、ブッシュクラフトナイフにとって特徴的なタングエンドの部分。
ブレードのタングがハンドルから少し出ているのはここを
ノミのように叩いてホゾを作ったりするため。
またボクの今までの経験からナイフでは一般的な
ソングホール(飾り紐を通す穴)はタングを叩く際に邪魔なうえ
強度的にもメンテナンス的にもブッシュクラフトナイフには必要無い要素。
ただ、例外としてフォールディングナイフや小型のナイフには
紛失や落下防止等の為あったほうがいいかもしれない。
今後のブッシュクラフトナイフのスタンダードな目安となっていくと思う。
これからブッシュクラフトナイフを選ぶ人は
この辺りも参考にするといいかも知れない^^

と、いうことで惜しげも無く過度なバトニングを試していきます。。。^^;

こんな感じにパックリと。
ただ、一般のナイフでこれと同じようなバトニングをするのはお勧めしません。
下手をするとタングが折れる可能性があります。
必ず本物のブッシュクラフトナイフか専用の刃物で行いましょう。

今回試作のブレード鋼材はSPG2(積層)ですが
やはり通常のナイフよりも相当ハードな使い方も想定しているので
キクさんと相談した結果、製品版ではより硬度の高いOU-31に
変更することにしました。
合わせてベベルラインも変更予定。

SPG2は超高級刃物に使われるような鋼材なんだけど
ハンティングナイフのような鹿や猪のような肉を捌いたり
または包丁などの「切る」領域の使い方ならいいと思う。
ブッシュクラフトナイフのような硬い原木の丸木などを真っ二つに「割る」ような
ナイフには少々デリケートな鋼材かも知れない。
ただ、とても錆びにくく研ぎやすくケアしやすい鋼材なのは間違いない。
ボクはとても好きな鋼材である。
また進展がありましたらお知らせしたいと思います。
このナイフにご質問等がある方は左のメールフォームから
ご連絡頂けると嬉しいです^^
ではでは!
ボクは年末年始はイラストの仕事で終わりました~。
。。。まだ終わってないけど^^;
お仕事のお知らせです。
サバイバルで同じみの「フィールダー」誌からの保存版ムック本が発売。
ボクは以前描かせて頂いた「熊対策」のイラストが載っております。
Fielder「サバイバル読本」
出版社:笠倉出版社
定価:1500円+税
ご興味ある方は是非々~!

で、↓この本も熊ついでに紹介。
熊百訓
出版:観光図書さんおん文学会
著者:阿部 泰三
定価:500円

初版が昭和38年なので当時の北海道民の開拓者の目線で書いているので
現代の熊と人間との共存のような自然保護的な感覚では読んではいけない。
自然界の生き物の関係はとてもシンプルで相手が自分より強いか弱いかである。
大変参考になるのでオススメだが現在も売っているのだろうか。。。
実はボクも実際に去年の10月に北アの某登山道で若熊に
延々と追われた(ストーキング)経験があり
後に、この本を改めて読んだらその時のボクの熊への対処に対する熊の反応が
書いてあることと全く同じで大変興味深い。まさに実体験に勝る物はないと思う。
頭をやられたら頭皮を剥がされて一貫の終わりなので熊がよく出る山では
ヘルメットは常に被っていたほうがいいだろう。
と、言うようなことは既存の熊対策にはあまり載っていない。。。
熊に関してはスズメバチ同様他にもたくさんあるので
この辺りはボクの本のなかで書こうと思う。
<新作ブッシュクラフトナイフの進行状況>
先日、ナイフ作家のキクさんから現在ボクが監修・デザインしている
例のブッシュクラフトナイフ「野槌(ノヅチ)」の試作が早々に出来たよ!
との連絡。しかも渡すためもう松本まで来ちゃったよ!
と言うことで年末ボクの手元に無事に届きました。
キクさんのフットワークと仕事の速さにはいつも吃驚
。。。ボクも見習わないと^^;

スズキサトルデザイン・松田菊男 作
ブッシュクラフトナイフ[野槌(Nozuchi)](試作)
鋼材:SPG2(積層鋼)
刃長:110mm
刃厚:4mm
ハンドル材:G10
シース:カイデックス
まず、実物を見ての感想ですがあまりの完成度の高さに二度ビックリ^^;
ボクが両刃のブッシュクラフトナイフに今まで盛り込みたかったところを
全て注ぎ込んだので実用共に最強クラスになること間違いないと思う。

早速野外での過酷なテストをしてきました。
ちなみに2本あるのは右:スカンジ(直刃)と左:コンベックス(蛤刃)の
両タイプを比較するため2タイプ作って貰いました。
フェザースティックはどちらもキレキレで
何の抵抗もなく何本でも作れて困ってしまう。。。

今回、スカンジとコンベックスの両タイプを試した結果、販売するなら
やはり王道のスカンジブレードにしようと思う。
ここまで来るとどちらも甲乙付け難いくらい切れ味大変 素晴らしく凄く迷いましたが
ほんの僅かですがクラフトはやはりスカンジのほうに分があります。

あと、ブッシュクラフトナイフにとって特徴的なタングエンドの部分。
ブレードのタングがハンドルから少し出ているのはここを
ノミのように叩いてホゾを作ったりするため。
またボクの今までの経験からナイフでは一般的な
ソングホール(飾り紐を通す穴)はタングを叩く際に邪魔なうえ
強度的にもメンテナンス的にもブッシュクラフトナイフには必要無い要素。
ただ、例外としてフォールディングナイフや小型のナイフには
紛失や落下防止等の為あったほうがいいかもしれない。
今後のブッシュクラフトナイフのスタンダードな目安となっていくと思う。
これからブッシュクラフトナイフを選ぶ人は
この辺りも参考にするといいかも知れない^^

と、いうことで惜しげも無く過度なバトニングを試していきます。。。^^;

こんな感じにパックリと。
ただ、一般のナイフでこれと同じようなバトニングをするのはお勧めしません。
下手をするとタングが折れる可能性があります。
必ず本物のブッシュクラフトナイフか専用の刃物で行いましょう。

今回試作のブレード鋼材はSPG2(積層)ですが
やはり通常のナイフよりも相当ハードな使い方も想定しているので
キクさんと相談した結果、製品版ではより硬度の高いOU-31に
変更することにしました。
合わせてベベルラインも変更予定。

SPG2は超高級刃物に使われるような鋼材なんだけど
ハンティングナイフのような鹿や猪のような肉を捌いたり
または包丁などの「切る」領域の使い方ならいいと思う。
ブッシュクラフトナイフのような硬い原木の丸木などを真っ二つに「割る」ような
ナイフには少々デリケートな鋼材かも知れない。
ただ、とても錆びにくく研ぎやすくケアしやすい鋼材なのは間違いない。
ボクはとても好きな鋼材である。
また進展がありましたらお知らせしたいと思います。
このナイフにご質問等がある方は左のメールフォームから
ご連絡頂けると嬉しいです^^
ではでは!