国宝姫路城と牛伏川フランス式階段工
お仕事のお知らせです^^
小学館幼稚園2015年8月号特集『あっぱれ!おしろ』
にて国宝姫路城の見開きイラストマップを描かせて頂きました。

幼児向けにサイズはデフォルメしているとは言え今回は兵庫県まで
現地取材しているので門や櫓の位置などかなり正確に描いてます。
と言うか取材しないとここまで描けなかったかも…^^;

姫路城はボクの地元の国宝松本城とはまた違った素晴らしさがあります。
今度は城好きな息子を連れて行こう。大興奮間違いなしだ。
今回案内して頂いた学芸員の先生のお話によるとこの漆喰の白い天守閣が見れるのは
あと2年ぐらいらしいです。見たい人は早く行こう!

姫路城は城主の増改築で大きくなった山城なので
野面積みや打込み接など時代による様々な積み方が見れて面白い。
人工物なのに自然の中でも見れるものの中にボクは石垣があると思う。

長野県松本市にも「牛伏川フランス式階段工」
という国の重要文化財の石張りの水路がある。
いわゆる水害防止の砂防施設だ。

谷積みによる石垣の水路。こんなのが谷のそこらじゅうにありこれを当時の人々が
明治から大正にかけて作ったと思うと気が遠くなる作業だ。
しかもその間にも増水や洪水は絶え間なかっただろう。

コンクリートの砂防と違い自然の景観を全く壊していないところが素晴らしい。
むしろ経年変化とともに石垣の間から苔や草が生えて自然に溶け込んでいる。

これも「最新のもが最善とは限らない」ものの典型的な例やね。
姫路城もそうやけど昔の人のほうが現代よりいいもの作って
後世に残している気がするのはボクだけだろうか…^^;
小学館幼稚園2015年8月号特集『あっぱれ!おしろ』
にて国宝姫路城の見開きイラストマップを描かせて頂きました。

幼児向けにサイズはデフォルメしているとは言え今回は兵庫県まで
現地取材しているので門や櫓の位置などかなり正確に描いてます。
と言うか取材しないとここまで描けなかったかも…^^;

姫路城はボクの地元の国宝松本城とはまた違った素晴らしさがあります。
今度は城好きな息子を連れて行こう。大興奮間違いなしだ。
今回案内して頂いた学芸員の先生のお話によるとこの漆喰の白い天守閣が見れるのは
あと2年ぐらいらしいです。見たい人は早く行こう!

姫路城は城主の増改築で大きくなった山城なので
野面積みや打込み接など時代による様々な積み方が見れて面白い。
人工物なのに自然の中でも見れるものの中にボクは石垣があると思う。

長野県松本市にも「牛伏川フランス式階段工」
という国の重要文化財の石張りの水路がある。
いわゆる水害防止の砂防施設だ。

谷積みによる石垣の水路。こんなのが谷のそこらじゅうにありこれを当時の人々が
明治から大正にかけて作ったと思うと気が遠くなる作業だ。
しかもその間にも増水や洪水は絶え間なかっただろう。

コンクリートの砂防と違い自然の景観を全く壊していないところが素晴らしい。
むしろ経年変化とともに石垣の間から苔や草が生えて自然に溶け込んでいる。

これも「最新のもが最善とは限らない」ものの典型的な例やね。
姫路城もそうやけど昔の人のほうが現代よりいいもの作って
後世に残している気がするのはボクだけだろうか…^^;