絵描きゴトキャンプゴト。

スズキサトルのイラストやアウトドア活動を紹介していくブログ。

ブッシュクラフト開墾近況

皆さんまいどです^^

気付けば前回の開墾記事から全く更新されてないので久々の畑の近況。

開墾_7_21_01s
写真だけ見るとここは南米か!と言うくらい
草木が生い茂っていたので皆である程度伐採。
春前に結構切ったけど、それ以上に木の成長が物凄い早い。

開墾_7_21_02s
これである程度光が入るようになった^^
でも奥のほうも、もうちょっと切らないとダメかな〜。

開墾_7_21_03s
どこの国でも厳しい環境にはやっぱりジャガイモやね。
花が綺麗^^

でもこっちの虫は強いね。
地下足袋の生地の上からでも刺して来る^^;

ではでは!

Aテーブル

皆さんまいどです^^

前回の開墾記事でボクが座っていたこの椅子。
トライポッドを利用したものでブッシュクラフトの世界では
とてもポピュラーなクラフトです。
正面から見た形がアルファベットのAに似ているので
ボクは勝手に「Aチェア」と言っています。
布と紐があれば現地の枝木を利用して椅子が出来ちゃいます。
ハンモックを2つ折りにしても作ることが可能です。

トライポッド_Aチェアー_01
また写真のように荷物を掛けたりできるのでとても便利。
最近はキャンプ場でも見掛けるようになりました^^
ブッシュクラフトも少しは世間に広まってきたのでしょうか。。。

トライポッド_テーブル00s
今回このトライポッドを利用して椅子の他にテーブルを作っちゃいます。
開墾中は作業の合間に立って食べれるテーブルが欲しいのです。

トライポッド_テーブル01s
最近の「笠おじさん」はパラコードも使いません。
こうしたものには現地の蔓を利用します。
蔓と木は同種材接合の原理で相性がとてもいいのです。

トライポッド_テーブル02s
小一時間で完成。名付けて「Aテーブル」
一度作れば当分使えるので、あるとやっぱり便利^^
食べ終わったお皿とか置けるので下にもう一段あると完璧やね。

トライポッド_テーブル03s
写真の美味しそうな煮込み料理はボクの山の先生が作ってくれました^^
カレーとトマトソースの2種類で、お店の味やないですか!?
というくらい美味しかったです^^;

今回、嬉しいことに開墾のお手伝いにきて頂いて
斧で木を4〜5本切って帰られました。
山男と言うのに相応しい方です。

ではでは!

能登マキリ(間切り・魔切り包丁)

皆さんまいどです^^

前回、大泉さんのプーッコを紹介した際にも出て来た
日本古来の刃物「マキリ」小刀を紹介したいと思います。
ボクに片刃の良さを再確認させてくれた和式刃物です。

また同じマキリでも北海道のアイヌ民族に伝わる装飾の美しいマキリもありますが
今回ボクが紹介するのは北陸・東北地方の漁師達に愛用されてきた能登マキリです。

能登マキリ_00s
能登マキリ(Noto Makiri)
ブレード長:約100mm(鍛造/ドロップポイント/ナロータング/片刃)
刃厚:約3mm
鋼材:不明
※写真のマキリはハンドル材シース等カスタムしてあります。


実はこのマキリはボクのお山の先生からの頂き物。
いつも貰ってばっかりで申し訳ない。。。^^;

能登マキリ_01s
一度、柄から刃を外して焼き入れをし直し研ぎ直した。
すると両刃とは全く違う鋭い切れ味にビックリ!^^;
そりゃ、和食の板前さんは片刃の和包丁使うわ〜と言う感じ。

能登マキリ_02s
片刃の刃物は切った際に食材が刃に貼り付かないように
裏スキ(凹)がしてある物が多いです。

両刃の刃物の要領で薪をバトニングした際は片側に湾曲しながら
刃が深く入る傾向があるので上手く割るには少々コツがいる。
ただ、これもマタギの「フクロナガサ」同様、使い手が刃物に
合わせてスキルが上がればいいだけの話である。

能登マキリ_03s
片刃のようなエッジ角が狭く切れ味鋭いタイプはこの柄から
刃が始まる構造のおかげで砥石で刃を大変ケアしやすい。
鋼材にもよるがどの刃物も基本は同じである。

・刃の身幅が狭い=切れ味はいいが刃持ちが悪い。
・刃の身幅が広い=切れ味は鈍いが刃持ちがいい。

能登マキリ_04s
一般の能登マキリは和鉄のような柔らかい鋼材を主に使用している。
それは本来、魚を捌いたりするのが目的なので現場での研ぎやすさを
優先させているからだと思われる。

刃厚は約3mm程度はあるがブッシュクラフトナイフのようなハードな
バトニングにはあまり向かない、と言うか普通のマキリではやってはいけない。
粘りはあるが柔らかいのでタングや刃が曲がってしまう。。。^^;
なのでボクは硬い鋼材を使用したフルタングのマキリナイフがあれば
最高の和式ブッシュクラフトナイフが出来上がると思っている。

能登マキリ_05s
あと最近は野外での活動でナイフ類はベルトに通すことが殆ど無くなった。
現在は真田紐を「鉈結び」で腰に掛けるスタイル。
そうなった理由もまた追々紹介したいと思います^^

能登マキリ_06s
追記:そう言えば片刃の切れ味を載せるの忘れてました^^;
試しにフェザーを作るとこんな感じに切れるのが特徴。
ボクでもこんなんやから上手い人はもっと薄く切れると思う。

ではでは!

まな板の上のメジナ

皆さんまいどです^^

ご近所さんからこの時期旬のメジナを頂いたので
ピッキオのマグノリア(まな板)の上で撮影。
こんなのが30匹以上釣れたらしい。。。釣り師や。

メジナ_s
魚に隠れて見えないがまな板の埋木の目盛りが30cmなので
このメジナは丁度30cmくらい。
元々は川魚用に釣った魚のサイズが分かるようにデザインしたけど
海の魚もアリじゃない^^

洋にも和にも合う朴の木のまな板。
薄くて軽いのでボクはバックパックのフレーム替わりにいつも携帯している。
また焚火の際の団扇にもなるのでテンカラや沢屋の人には特にオススメ。

サシバ02_s
あと、やっぱり魚を捌くのは厚みのある片刃の刃物である^^

サシバ01_s
頭落としはもちろん鱗もバンバン取れる。
両刃ではこうは行かない。
出刃包丁に近いイメージ。

サシバ03_s
こちらの和式ブッシュクラフトナイフの猛禽類シリーズ。
「サシバ」も近日発売予定。

ではでは!

ブッシュクラフト開墾

皆さんまいどです^^

最近、ご近所さんのご好意で畑を一緒に開墾させて頂ける事になりました。
また、ボクのブッシュクラフトワークの活動に大変ご理解のある方なので
今回新たに開墾するなら機械を使わず極力現地の物を利用して色々作る
ブッシュクラフトワークの方法でやってみることに。
名付けて「ブッシュクラフト開墾」です^^

畑開墾_00b
こんな焚火が出来るのは地権者さんの理解がなければ田舎でも中々出来ません。
ボクにとってもこうした実経験により技術が上がるので大変有り難いです。

畑開墾_01
以前は畑だったところも長年人の手が入らないとこんな感じに。
灌木や蔓が生えてちょっとした森になってしまいます。
夏になると草木がジャングル状態になるので今の時期が丁度いいです。

畑開墾_02
最初は皆で木を斧や鋸で伐採するところから始めて行きます。

間伐されないまま放置された同種樹の密集人工林は1本が病気になると
その周りの同じ木も巻き込んで病気になりやすいです。
松本でも現在問題になっている「松枯れ」もほぼこれではないかと思う。
ボクが4年前に松本へ来た時と比べると驚く程の速さで各地に広がっている。

畑開墾_03
もちろんチェーンソーなどの便利道具は使いません。
伐採の道具はこのグレンスのスカンジナビアンフォレスト
トライアングル・バックソーの2つ。
バックソーは弓鋸刃があれば誰でも現地で簡単に作れます。

畑開墾_04
まずはベンチを作ったり。
開墾する際に荷物や休憩するのに1つあると便利です。

これから暖かい季節になるとマダ二やヒルのような這う虫もたくさん活動して
来るので休憩中に荷物を置くような場合は極力地面に着かないように。
これは登山でも野営でも野外では基本中の基本です。

海外とかのブッシュクラフトやサバイバル動画でもよくあるような
落ち葉を利用してシェルターの床とか屋根とかを作る人がいるけど
日本の山ではあまりボクはオススメしません。。。^^;

畑開墾_05
他には風除けの柵を作ったり。
こう言うものを一度作ると地面の状態も含め大体どのくらいの木が必要で
どのくらいの体力と時間が掛かるのかが分かります。
一緒に作った地主さんは今回の経験で要領を随分マスターされたので
もう何でも作れそう^^

畑開墾_06a
畑に撒く肥料の灰を作るため伐採した木や根を燃やします。
肥料にはこれに牛糞があればもっと最高なのだが。。。

あと野外でこう言った焚火での煮炊きをすることによって
スズメバチやマダニ・ブユなどの毒虫や吸血虫を遠ざけます。
特にスズメバチは近くに巣を作らなくなります。
天然の蚊取線香と言ったところ。

また人の気配が残るので畑を荒らす動物も本能的に寄り付かなくなります。
彼らにとっての焚火の煙は山火事の煙と一緒なのです。

古代はこういった行いが日本各地の山々で猟師や旅人や木こりや修験者などが
山へ入る度に行なわれていたので動物と人の住み分けが自然に出来ていました。

じゃあみんな昔のような焼き畑農業に戻ればいいのか?と言う事ではなく
昔の文化も現代の文化もお互いにいいところをバランスよく取り入れて
行くのが一番いいんじゃないかとボクは思います。

畑開墾_07
途中、皆で焼き芋と豚汁、焼きおにぎりを作ってお昼ごはん。
夏は畑の野菜で収穫祭ができたらいいな^^

畑開墾_08
しかし開墾で一番厄介なのが木を切ることより
この地面に深く張った木の根っこである。。。^^;

ではでは!

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SUZUKI SATORU        スズキサトル

Author:SUZUKI SATORU        スズキサトル
かれこれ20年以上イラストレーターをしております。日本ではまだ馴染みの少ないブッシュクラフトワークを中心としたキャンプスタイルを絵本やイラストとともに提案しております。

『イタリア・ボローニャ
国際絵本原画展』
ノンフィクション部門
2011・2012・2013年度入選

日本理科美術協会会員

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